カード発行の裏側

10年前の話になりますから、参考にならないかもしれませんが信販会社に勤めていました。

業務は裏方のカード発行や、カードの読み取る機械を設置したり、また他社の設置したCAT等を当社のカードが使えるようにする相乗り作業をしていました。

 

年に数回ですが、新しくオープンした店舗に当社のブースを設けて、新規顧客を獲得する場合があります。その時は、仮カードを即時で発行するのですが、もちろん審査をしなければいけません。

通常の審査はCIC等の信用情報機関から情報を取り寄せて、営業部での審査になるのですが、新規オープン店舗の場合獲得数も多く、営業部だけでは回らないために私たち事務本部でも簡単な審査を行いました。

しかし、仮カードです。要は本日のお買い物にカードを使用できるお客様かどうかを簡単にチェックするだけです。

この仮カードの審査を通過しても、本カードの審査の際に作れない方もいます。

 

どこの会社でもそうだと思いますが、全店舗でデータを共有できるシステムがあります。そこに、当社とコンタクトを取ったことのある情報はすべて書かれています。

守秘義務違反になるので、詳しくは省きますが1回の滞納や、電話した内容までしっかり書かれている場合があります。

そこで、問題がなければ仮カードを発行していました。

 

審査は基本的に申込書を受け取って、その情報をデータ入力する人が行います。

なにもなければ発行に至りますが、前回カードを断られていたり少し気になる情報が書かれているときには上司の許可待ち、という流れだと思います。

 

比較的審査に通りやすいカードはシングルカードといって、その発行店でしか使えないカードです。その加盟店と発行したカードの会社のマークがある店で使えるのがダブルカードで、一番審査が厳しいのが海外でも使えるVISAやMasterマークの入っているトリプルカードです。

普段皆さんが使っているカードもトリプルカードがほとんどではないでしょうか。

 

私が22歳の時に審査に落ちたのは、ある地方銀行のJCBカードでした。

JCBカードは審査が厳しいと有名で、私はその頃バイクの返済でローンを組んでおり、

また入社して半年、というタイミングだったので断られたのだろうと思っています。

友人からノルマの為に、協力してほしいといわれ入会申し込みをしたもので、もちろんなぜ落ちたのか友人もわかっていたでしょう。

これは恥ずかしかった思い出として残っています。

勤続年数が短いということと、ローンを組んでいるという方はカードの入会を断られることがあるのです。それはまだ社会的な信用がないことを意味します。

私はこれがトラウマでJCBカードは未だに所持していません。

 

いろいろ怖いことを書きましたが、流通系など審査の比較的柔らかい会社もあります。

ので、初めてのカードなら、よく行くスーパーなどの発行しているクレジットカードを作ることを私はおすすめします。